毎日、同じような生活をしていて、感受性の衰えを感じることがあります。
ラジオから、今夜はブギーバック と オール・アイ・ワナ・ドゥが流れてきた瞬間のことは、今でもはっきりと覚えてます。この2曲は私の中でも特別。
映画、グランブルーを見た後も、しばらく口も聞けなかったな。
そういう衝撃的な出来事って全くなくなってしまったな。と思ってたんです。
それでも、あれから数十年たった今
藤井風さんの曲には、静かにこころ揺さぶられる。
映画、怪物では、心の底のヒヤッとした見にくいものを感じることができた。
反田さんのピアノも味わえるし(たぶん高校生の自分にはわかんなかった)、美術館に行くようになるとは思わなかった。次はジャズのライブのチケットを取ったりしている。
プロ野球観戦は何十年もやっているけど、いつからかスコアブックをつけ、マニアックな出来事に感動している。
感受性の閾値は高くなってしまったけど、それでも違う形で残っているな。と
昨日は、久しぶりに海に行きました。
かつては日常の景色なんてただ通り過ぎていくものだったけど、こういうのを味わえるようになったのは、年を取った証ですよね。
シュノーケリングでは、ベラ、チヌ、エイを見ました。珍しい魚じゃないし、子供のころから何度も見ているけど、なんかきれいだなって思いました。
まだまだ人生を楽しむよ。