贔屓チームでなくてもナイスプレーには拍手しよう
以前、プロ野球観戦をしていたときに、平凡なフライに対して、「落とせー!」って叫んでいる人を見たことがあります。
相手チームのファンだと思います。気持ちは分からなくもないですが、興ざめですね。勝利至上主義の行き過ぎだと思います。
私達は、プロのスポーツを見せてもらっている観客であり、すばらしいプレイを見るためにいるのであり、贔屓のチームが勝つことが至上命題ではないと思います。
プロ野球ファンなのだけど、贔屓チームでなくてもナイスプレーには拍手したい。その気持ちが大切。 https://t.co/kbuLnFUHCp
— federao (@ymcf6) 2019年8月1日
これは上位概念で、理解できない人にはできないのかもしれません。ごく身近にそういう人がいて、何度も教育を試みましたが、全く変わりません。
大げさかもしれないけれど、そういうことの積み重ねが、この社会を悪くしている気がします。
軍部の暴走をゆるした日本も、バブル後の失われた20年を過ごした日本も、原因は、もしかしたらこれかもしれません。贔屓の引き倒し。小さな世界に閉じこもらずに、他人の声に耳を傾けること。
だから相手チームのナイスプレーには拍手したいと思います。
その心の豊かさを、いつまでも失わないようにしたいですね。しなやかな心は、いつまでも持つことができるのでしょうか。
少しでも自分の周りの小さな社会が良くなるといいですね。