「継続は力なり」って、ちょっと古い考え方だと思ってます。
イチロー選手は素振りを欠かしません。
でも「継続は力なり」って、ちょっと古い考え方だと思ってます。
この本にあるように、何かを成し遂げるためには継続しないといけないけれど。
- 作者: マルコム・グラッドウェル,勝間和代
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/05/13
- メディア: ハードカバー
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そこに何らかの工夫がないとだめ。漫然と継続しているだけではだめだと思います。
成功者は1万時間以上を費やしていますが、1万時間以上を費やした人が成功するとは限りません。
当たり前の話ですよね。
私の子供は十年以上ピアノ教室に通っているのですが、普段はいやいや教室に通っている。真剣に練習するのは年一度のピアノ発表会直前のみ。その発表会も内輪の会で、特に評価されるわけでもない。しかし周りの大人達から「こんなに続いてるってすごいね。」などと褒めてもらってます。
私からすれば、継続することが素晴らしいと勘違いしてしまうのではないか。逆に害があるのではないか。と思ってしまいます。
適切なフィードバックと、それを改善することが必要だと思う。
私も毎日、練習を続けていることがあります。
その一方で、漫然と継続することの恐ろしさを知っているからこそ、自己評価し、日々練習方法に改善できる点がないかと考えています。
おかげで、十年前とは練習方法は全然違うものになりました。時間もだいぶ長くなりました。上達に応じた練習方法があることにも気が付きました。そしてまだまだ改善の余地がありますね。
漫然とやっているときはほとんど成長しませんが、創意工夫を重ねることで進化、深化しています。