幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

夏だから戦争について考えてみた

ちきりん @InsideCHIKIRIN さんが興味深いツイートをされたので、私なりに考えてみました。

 

ツイートのポイントは、

1、原爆を落される前に降伏できなかったのはどうしてか?

2、 と言うことを今のメディアが取り扱っていない

と言うことですね。

 

この場合の、プレーヤーは、A、国民 B、メディア C、天皇+軍部

 

まず1から考えてみます。

早く終わらせることはできなかったか?

 

国民の大部分は早く戦争を終わらせたかったと思います。

 

メディアもそうだったかもしれませんが、なかなかそうは言い出せません。と言うのは、そもそも戦争を始めよう。と焚きつけたのはメディアだったから。だから自分の間違いを認めたくないから、早くに負けることを言い出せなかったと思います。ある意味、このバイアスは、今も続いているので、今だに指摘できないのではないかな?

 

天皇は数々の資料から開戦には消極的でした。しかし軍部の強引なやり方で開戦しました。もちろん、負ける想定はなし。短期で決戦。勝利。なので、軍部は絶対の絶対に負けは認めなかったと思います。

実際、ポツダム宣言受託を話し合う最後の会議でも陸軍は反対してました。

逆にたった原爆二発で負けをよく認めたとも言えるかもしれません。だって三発目は皇居!に落とす予定だったんですよ。

 

次に2です。

今のメディアがこれを取り扱ってない。

 

国民は、これに気がついてない。のかな。ちきりんさんに指摘されるまでは、私もそうだったし。

それよりも、戦争アレルギーと言うか、核アレルギーと言うか、論じること自体、憚られる雰囲気ですよね。戦争反対。核反対。で思考が停止している気がする。だから、この問題に気がつかない。

 

よく日本人は極端に振れる。と言われます。おもてなしの国が、突然、天皇陛下万歳と言いながら、アジア侵略し、アメリカと戦争し、敗戦翌日にはギブミーチョコレート。

 

現状、各国が核を持っている状況で、核を持っているアメリカなしで、核を持たずにやっていく方法がない。

核に対抗するには核を持たないといけない。と言う意見に対して、核はダメだ。と言うこと以外に、有効な理論がない気がします。

 

メディアは、1でも書いた通り、後めたさがあると思います。言い出しっぺ。

も一つ、こんな複雑な話をしたところで、視聴率が取れるはずがない。実際、この記事のアクセスなんて、片手に余るほどでしょう。

それより、悲惨なニュースが視聴率を集めるように、悲惨な原爆の感動ポルノをやっている方が視聴率が取れます。

 

天皇は、ことあるごとに戦地巡礼されていましたね。

 

ちょっと刺激的な記事になってしまいました。

いろいろ考えると腹が立ってきたのかもしれません。

 

以下の番組が参考になりました。

証言と映像でつづる原爆投下・全記録 - NHKスペシャル - NHK