私は、資本主義を信じていて、科学を信じています。
そしてただのプロ野球ファンです。
昨日、プロ野球を見ていて、解説者(元プロ野球選手、有名)が、選手の欠点を多く指摘し、こうすれば良くなる。ということを何度も言ってました。
すごく単純な話だったので、納得しやすかったのですが、
なんでそんな簡単なことを、現役選手は改善しないのか?
現場から離れてもう十年以上経っている人が気がついているのに?
指導者として現場復帰したいアピールにしても釈然としません。
この本は、野球経験のほとんどない人が書いたものですが、その中身はすごく科学的です。元プロ野球選手が書いている中身のない本より、よほど読み応えがあります。ダルビッシュ選手も認めています。
そして野球の記録で話したい。の広尾さんも、野球経験がほとんどありませんが、書いている内容は非常に高度で、参考にしているプロ野球選手も多数いるようです。
このことからすると、野球理論とは、我々が考えている以上に複雑で、一言でスパッと言いきれるようなものではない。ようです。
最初に書いた解説者が、もし指導者になれば。この選手はすごく改善して、成績上がるだろうな。と思わせていますが、彼が指導者になっていないこと自体が、この指導論の根拠の薄さを示しているのかもしれません。
喝おじさんとか、わかりやすい話をする人のほうが問題が多いのではないかと思います。
解りやすい言葉よりも、自分の頭で考えることのほうが大切だと気が付きました。