図書館がベストセラー本を何十冊も購入することは営業妨害なのか
私は図書館をかなりよく使います。
だからベストセラー本が大量に入荷されると嬉しかったんです。
想像力の欠如ですね。
作家さんにとってみればいい迷惑。
ちきりんさんのVoicyです。
ちきりんさんは、
「マーケット感覚を使って自分のアタマで考える練習問題を出してみます→ 図書館の社会的価値を最大化することに役立つインセンティブシステム=図書館の評価方法を設計せよ」
と我々を煽っています。
それならばと、私もない頭で考えてみました。
図書館とは、
誰でも経済状況にかかわらず本が読める。
税金で成り立っている。
現時点での図書館の評価は、利用機会の多さや、リクエストの多さになってしまっているので、
多くの人が読みたいベストセラー本を大量に購入し、利用機会を増やしている。
そして筆者の利益を損なってしまう。
ある意味、公共性と私性の対決。
一方で、誰も読まない本をたくさん入れても利用者の役に立つと思えない。
では図書館の正当な評価指標とは何なんだろう。
利用者が喜んで本を借り、しかもそれが筆者の利益を損なわないようにするにはどうしたらいいのかな?
メトロポリタン美術館のように寄付制度にするのはどうだろう?
寄付金は筆者に還元。
フリーライダーは除外できないけど。
貧しい人しか使えない図書館はどうだろう?
この場合はお金持ちが利用できなくなるので逆差別になってしまう。公共性に反する。
モラルの問題に似ている。ライブチケットの転売問題に近いのかな。
これ以上、考えられません。また考えてみよう。