久しぶりに切れてみた。
私は比較的温和な性格だし、昔付き合った女の子には「不必要に心が広い」と言われたことがあるくらいなので、切れるのは年に1回くらいです。
今回は、あまりにひどい状況なのと、この本を読んだ直後だったからだと思う。
キレる!(小学館新書)
切れたきっかけはこれ。
隣部署が投げ出したプロジェクトを部長が引き受けた
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2020年12月14日
部「フェデラオ、やってくれるか?」
私「嫌ですよ。無理」
部「お前ならできる」
私「部長も見放しますよ」
部「最後までお前を守ってやる」
精査すると予想の10倍の赤字。回復見込みなし
部長報告すると
部「撤収」
だからいったやん
部長は撤収との指示。しかし撤収戦というのは、それはそれで難しい戦略。
隣部署のように丸投げすると遺恨が残る。損害額も予想を超える。
だからこそ、部長はこのクソプロジェクトを引き受けたのではなかったのか。
関係者全員が振り上げた拳の、落とし所を調整しつつ、こちらも大負けしないようにするマネージメントが必要。
それに気がついた部長は、その10分後、私のところに来て
「やはりとことんまで徹底的にやるしかない」
これまたワンダー。10分後に、正反対の命令をするとは。
も少し考えて話してくれよ。
ということで、ちょっと切れてみた。
「部長、現実的なアドバイスなら受けますが、 現実的にどちらの方針もできないことは分かってます。よく考えてから話してください。」
めったに切れない私が切れたので、びっくりしてた。
せいせいした気持ちとともに、なんかいやーな気分。HSPだからな。
たぶん、部長は自分の命令だったら、こいつはなんでも聞いてくれるだろ。と甘えてたんだろうけど、これがきっかけで、ちょっと気を使わないといけないな。と考えを変えてくれると思う。
一回、切れると、次の切れるへのハードルがめちゃ下がるのが、大きな問題。注意しないと。
「キレる!」の 著者の中野先生も情熱大陸で知った。
TVで見ない日はないくらい活躍されている。
頭がちょーいいのに、意外と人間くさいところが好きだな。
本の内容は
舐められないために、戦略的に切れたほうがいい
これはずんずんさんの本も同じ。
これとは真逆
なように見えて、実は違う。