我が部署には72歳のレジェンド(再雇用)がおられます。
今日は同じ部署のレジェンド(再雇用)の誕生日
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2021年8月12日
私「誕生日おめでとうございます」
レ「なんで知ってんの?」
って子供のようなリアクション
レ「72歳になりました」
めちゃかわいい
鬼のレジェンドと言われた影もなし
レジェンド(再雇用)が私のところへ来て
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2020年10月31日
レ「俺のPCのログインができないんだ。見てくれ。」
私「わかりました。ユーザーネームは?」
レ「レジェンド」
私「パスワードは?」
レ「・が4つ」
私「えっ?」
レ「昨日、ITテクニシャンがログインしているのを横で見てたんだ。・4つで間違いない」
レジェンドは現役の頃、そのオシの強さでどんどん出世し、副支店長まで上り詰めました。そして定年後、私と一緒に働いています。
数年前の履歴がないので、レジェンド(再雇用)に聞くと、
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2020年10月17日
私「報告書が見当たらないないのです」
レ「俺が担当したやつだ。俺の頭の中に入ってる」
私「取引品と数を教えてください」
レ「問題はなかった」
私「報告書は残してないのですか」
レ「俺の頭の中に入ってる」
入ってないじゃん
事例検討会議。司会部長、レジェンド(再雇用)参加。
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2020年10月18日
レ「あれは私が担当でして」
部「報告ありがとうございます」
私(俺のフィクションだけどな)
部「成功の秘訣は」
レ「報告書通り、足を使って直接会うと相手の気持ちが分かるんですな。あとは勘」
私(学びにならん)
記憶喪失とエスパー確定
会議後。レジェンド(再雇用)ご満悦
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2020年10月19日
レ「最近の若いやつは泥臭いことをしない。だから大きな仕事ができない。」
私「Aは先月もっと大仕事やりましたよ。それに自分で報告書書きますし」
レ「あれはたまたま。コロナのおかげ。俺の場合は時期に関係ない。」
私「どうして」
レ「勘」
たまたまだよ
かつては鬼のレジェンドと言われてましたが、往年のギラギラは消え失せ、人のいい爺さんになりました。
会社が大好きみたいで、会社にいるとニコニコしてます。
できれば死ぬまで働き続けたいなあ。とのことです。
一方で、私は出世していませんし、会社の状況もよくないので、再雇用されることはありません。定年後はクビです。
あまり深く考えたことがなかったので、そんなもんだと思ってました。
そもそも若造にバカにされながら仕事するのは辛いし。
もしかしたら、これは運が悪いのではなく、運がいいのかもしれない。と感じ始めたんです。
出世するのに、運が最も大切なのは間違いありません。同期の人材や、その時のポストの空き具合が大きく関係します。
かつては人並みに出世欲がありましたが、消え失せました。
私には、したいことがたくさんあります。
再雇用で仕事ををするとなると、多くのことはできません。
つまり私の運は出世しなかったことかもしれません。
定年後にすぐに仕事を辞め、次の新しいことにチャレンジする決断ができること。身軽さ。これはもしかしたらすごくいいことなのかもしれません。
レジェンドのように、会社でいい思いをしていると、辞める決断は難しくなります。
某選手と同じ理論ですね。
私の場合は、何の未練もありません。
定年後に向け、動き出しています。
定年後が楽しみです。
ただの「負け犬の遠吠え」に聞こえるなあ。
所要時間21分