幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

この生き辛さはどこかで見たことがある 韓国の未婚母子支援

「私を忘れないで 」 

と言えば、これを思い出しました。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

 

 敬愛するカズオ・イシグロの名作です。

 

 これとは全く関係ありません。

 

 

再放送あります

NHKBS1 5月28日(金) 午後3:05~午後3:50(45分)

www.nhk.jp

「私を忘れないで〜韓国・未婚母子施設の現場から〜」
未婚の母親への社会的偏見が今も根強く残る韓国。未婚女性を支援する施設で人知れず出産し、自分で子どもを育てるのか、養子に出すのか、決断を迫られる女性たちを見つめる

このドキュメンタリーを制作した女性ディレクターは、生まれて間もなく国際養子に出され、生みの親を知らずにデンマークで育った。彼女は、母親がどんな気持で自分を手放したのかを知りたいと、出生の地である韓国の未婚母子支援施設を訪ねる。そこで出会ったのは、自分で子どもを育てるのか、養子に出すのか決断を迫られ、苦悩する未婚の母たちだった。 原題:FORGET ME NOT(デンマーク/韓国 2019年)

 

 

韓国では堕胎手術が否定的。

 

なのは意外。

 

調べてみると、韓国人口の3割がキリスト教プロテスタント2:カトリック1)なんだそうだ。キリスト教は堕胎手術に基本的に反対らしい。これが関係あるのかよくわからないけど。

そして韓国特有の事情、家族の結びつきが強く、世間体を気にするということで、過ちを犯したカップルは非常に辛い立場に追い込まれてしまう。

ちょっと日本と似てますね。

 

映画「パラサイト」、「バーニング」とかでも、この生き辛さが描かれてますね。これは韓国の負の側面。

 

一方で、違う側面。

BTSビルボード1位取ったり、「パラサイト」がアカデミー取ったり、日本の若者たちがアイドルになるために韓国に行ったりしている。

 

生き辛さが、少しづつ改善しているのでしょうか。

 

堕胎手術については、さすがにこの状況はまずい。ということで徐々に改善されているようです。

 

韓国で「堕胎罪」廃止の論議が高まっている。政府系シンクタンク韓国女性政策研究院が2018年4月に発表した調査で、16歳から44歳の女性2006人中77.3%が堕胎罪を廃止すべきと回答し、維持すべきと答えた人でも75.7%が妊娠中絶の許可基準拡大に賛同している

www.newsweekjapan.jp

こういうところにも、グローバル化とか、多様性を受け入れるとかが、入ってきているのかな。

 

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一、生き残るのは変化できる者である。

チャールズ・ダーウィン

 

 

なんか韓国のドキュメンタリーって、日本に似ている部分が多くて、冷静に見れませんね。