幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

演劇の進化と舞台装置の魅力が詰まった『ねじまき鳥クロニクル』

今年最後のアート鑑賞

 

舞台『ねじまき鳥クロニクル

です。

horipro-stage.jp

大好きな春樹さん原作

そもそも大作なので3時間でできるのか?って感じでした。

 

体調が悪かったので十分楽しめなかったのですけど、それでも面白かったです。休日でしたが少し空席ありでした。

 

まず最近、舞台とか行ったことがなかったので、舞台装置、演出のすごさに感動してしまいました。シーツの下に空気を入れて動かし化け物を表すのはすごかったです。ほとんどの場面を遠近法を使った図柄の背景の中で演技しているのも印象的でした。またダンスを多用しているのも斬新でしたね。

 

岡田トオルを二人で演じ続けるのは、二面性を出しているんだと思いますが、これも演劇ならではの方法ですね。

渡辺 大知さんは、黒猫チェルシーのボーカルだったんですね。びっくり。どうりで歌がうまいはずだ。声の良さに痺れます。

 

笠原メイの門脇麦さんは、ぴったりでした。調べてみると31歳!高校生役がピッタリとは驚きです。

 

村上作品って想像の中が多いので、具体的に舞台で表現されることに反すると思うのですが、ダンスを多用することで心象風景を表せていて、違和感がなかったです。

 

演劇ってこういう進化をするんですね。最近、ミュージカルしか行ってなかったので驚きでした。やっぱいろいろ経験しないとわからないですね。