フジコ・ヘミング
NHKで二人のピアニストの追悼番組がありました。
一つはこれ。
NHKスペシャル 魂のピアニスト、逝く ~フジコ・ヘミング その壮絶な人生~ 5月30日(木)
午前0:35〜午前1:25(50分)
もう一つはこれ。
どちらも非常に力の入った番組で、体力のあるNHKだからこそ実現できた内容です。特にフジコ・ヘミングさんの5年にわたる密着は、NHK以外には難しいでしょう。
坂本龍一さんとフジコ・ヘミングさんの対照的なキャリア
坂本龍一さんは、若い頃から注目され、自分の道を切り開き続けました。彼は死ぬまで音楽に愛され続け、その人生を全うしました。
一方、フジコ・ヘミングさんは、若い頃に体調の問題でチャンスを失い、その後、粘り強く頑張り続け、ようやく注目されるようになった晩成型のピアニストです。そのためか、彼女の演奏スタイルは非常に情熱的で、聴衆を惹きつけます。
現代の若手ピアニストたち
反田恭平さんは、マーケット感覚に優れ、玄人にアピールする演奏スタイルが特徴です。
藤田真央さんは、天才的な才能を持ち、まるでガラス細工のような繊細な演奏を披露します。
あくまでも私感ですよ。
フジコ・ヘミングさんの事故とその教訓
フジコ・ヘミングさんがピアノを弾けなくなったきっかけは、自宅の階段からの落下による脊椎損傷でした。この事故は、高齢者にとってバリアフリーの重要性を強く示しています。住み慣れた我が家であっても、高齢者にはバリアフリーの住環境が必要です。階段のある住宅に住み続けることは命に関わる可能性があります。
高齢者は、安心して暮らせるバリアフリーの高齢者住宅に引っ越すことを検討するべきでしょう。