トップアスリート対談って、対談相手のレベルが違いすぎたり、言語化能力が足りてなかったり、リスペクトが強すぎて、上辺だけになったりすることが多い。
昔のプロ野球選手同士の対談って、こんな感じだったことが多い。
だからあまり見なくなった。
だけど、今回の組み合わせはさすが、NHK。ケミストリーが起こった。
再放送
村田諒太 X 国枝慎吾 ~不可能を可能にするマインド~ (NHK BS)
1月19日(金)
午後11:25〜午前0:25(1時間0分)
村田選手は、情熱大陸かなにかでドキュメント見たことありました。読書家で哲学者イメージだっただけに、昔のやんちゃ時代のエピソードは新鮮だった。
一方、レジェンド国枝。
私がテニスをやっていることもあり、大ファン。尊敬。
私はテニスの試合で常に自分のメンタルコントロールに苦しんでいました。
それはこの二人も同じ。彼らとて超人ではないんだ。
周囲の期待を背負っているだけに、メンタルコントロールが難しい。
私も現役時代、チームを代表して試合でパフォーマンスを出すことの難しさを感じていました。
当たり前だけど、スーパースターであっても感じている。
でも世の中には、彼らのように本番で自分を出し切れる人がいる。
その部分に迫っています。
二人の言語化能力の高さはすばらしいです。
3時間、語り合った後、食事をしながらも話続けていました。
もしかしたら現役時代に二人が出会っていたら、もっとパフォーマンスが上がっていたかもしれません。
あまり具体的なトレーニング方法や戦略などはありません。ほとんどメンタルコントロールの話でした。あと少し、引退後のこと。モチベーションや今、トレーニングしているか?とのこと。
引退後、体型が大きく変化するアスリートが多いですが、お二人は全く変わりません。
国枝さんは、引退後、いろんなことに挑戦しています。自分の適性を見極めているとのこと。
こういうのはアスリートならではですよね。
ケミストリーと言えば、これも素晴らしいコンビネーション。おすすめ。