再放送
フロンティア 不可能を可能にする挑戦
NHK-BS 6月14日(金)
午前9:25〜午前10:25(1時間0分)
障害を克服するテクノロジーの進化
現代ではテクノロジーが大して進化していないように感じることもありますが、障害を克服する技術の進化を目の当たりにすると、本当に幸せな気分になります。
驚くべきテクノロジーの進化
2年前に同じテーマのドキュメンタリーを見たことがありますが(参照記事あり)、その時と比べて次元が違います。AIの登場で大きく進化しています。
驚いたこと3つ
1. 幻肢痛の原因は脳の不具合
幻肢痛とは、足を切断した後でもその足の痛みを感じることです。私はてっきり切断部分の神経の障害だと思っていました。しかし実際には、脳が失くなった足の存在を勘違いしていることで起こるのです。リハビリの現場では、自分で失くなった足の模型をその部分に置いて動かす訓練をしていました。こういった訓練が幻肢痛に効果があるのでしょう。
2. ブレインコンピューターインターフェイス (BCI)
指一本一本の動きを脳波で制御できるようになっています。手足を動かせない人がロボットアームで様々な行動を行っていました。さらに、脊髄損傷で下半身麻痺の患者が、損傷部をバイパスすることで立ったり歩いたりすることができるようになっています。
3. バイオニックアイ、イヤー
人工内耳を埋め込んだ人が、自分の足音や雨の音に驚いていました。彼らの感想を聞くだけでも感動します。特に彼女が好きになった音楽がビートルズの「アビーロード」に収録されている「Here Comes the Sun」というのが素敵です。私も大好き。番組で流れてて心にじんわりと染みました。これを見るだけでもこの番組の価値がありますよ。