幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

PayPayの芸術的な素晴らしいマーケティング

 昨日の続き、PayPay問題です。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

私が感心したのは、

PayPayという新たな決済方法へのハードルを下げるために、

 

1,一度使わせる(イエスセット、アプリをスマホへ侵入させる)

2,システム障害ニュースで認知度を上げる(サブリミナル)

 

という手法が芸術的な素晴らしいマーケティングであることです。

 

1の、一度も使ったことのないものには、心理的ハードルが非常に高いのですが、一度でも使ってしまえば、二度目へのハードルはとたんに低くなります。

ちまたに溢れる「今だけ無料」とか「効果なければ全額返済」などのマーケティングと同じですね。

 

2は、システム障害ということで、評判自体は下がりますが、各メディアが無料で!ニュースに取り上げてくれるので、100億円以上の宣伝費がまかなえてしまいます。そして全ての年齢層に周知することができます。

こちらも一度、知ったものは、馴染みが出るという心理をついています。

 

かつてグルーポンがおせち問題を起こした時、それまであまり浸透していなかったグルーポンという会社の認知度が、一気に広まった経緯がありました。

 

私は問題が起こって、PayPayの存在を知りました。

その後もTVのニュースで連日報道されていますので、完全に認識できました。

何か買い物がないかな?なんて考えたほどです。

 

あまりに美しいマーケティングなので、計算ではないかな。

というのが性格の悪い私の考えです。

 

 

現金や、カードなど既存の支払い方法があるからPayPayは使われない。

というご意見については、

イカなどの決済方法が進化したことと同じ道だと思っています。