この番組を見て驚きました。
千羽鶴の作成、処分がビジネスになっている!というのです。
応援や平和を祈って、千羽鶴を作っているのだと思うのですが、作成をお金を払って依頼するのはちょっと違いますよね。
そして千羽鶴の送り先の広島や長崎が、大量の千羽鶴の処分に困っているというのです。そこで千羽鶴をリサイクルするビジネスが始まっているのです。
これってなんかちぐはぐですよね。
資源の無駄にもなっています。
誰かのためにしている行為のはずが、双方迷惑に考えてるみたいな(ちょっと違う)問題になっています。
止めるのが一番いい方法なんでしょうが、好意でやっていることなので、止めるに止められません。
それなら千羽鶴を作るという行為を、別の役に立つものに変えるのがいいと思いますが、なかなか思いつかないですよね。
募金はいいとは思いますが、一般的には抵抗ある人が多そうです。
やはり折り鶴を作るという行為は、ちょっとしたエンターテイメントなんですよね。写経に近いものがあるのかもしれません。
作ることで、すっきりした気分になる。何か大きなことを成し遂げた気分になる。ということですね。
代わりに、ちょっとした親切を周りの人にする。というのもいいことだと思うのですが、「平和を願って」となると、なかなかいいものは思いつかないですね。