この本を読んで、 お金を使うなら、物ではなく体験だと思いました。
10年前、旅先で、陶器絵付けをしてみたんです。
家族全員が楽しくできたのですが、絵付けを終えて、陶器を運んでいるとき、子供が落として壊してしまいました。
子供はギャン泣き。親はオロオロするばかり。
それを見ていたお店の人は、かわいそうに思ったのか、サービスで、も一つ陶器を提供していただきました。子供はしゃっくりあげながら、も一度、絵付けをしました。
その際はありがとうございます。
その時は、ちょっとしたトラブルなので、あまり思い出したくない出来事だったのですが、子供も成長し、この体験を笑いながら話すようになりました。
体験は、いつまでも心に残ります。その思い出は、いつまでも心を温めてくれます。
こういうことが最も良いお金の使い道なんですね。
その品物がいつまでも残っているので、それを見るたびに、その体験が蘇ってきます。旅先の思い出なんかも思い出せます。何度も体験できます。
こういうことを大切にしたいなと最近つくづく思うようになりました。
今、使っている家族用のマグカップも、2014年に旅先で作ったものだったのですが、取っ手が外れたり、一部欠けたりし、くたびれてきました。
なので今回、作り直ししてみることにしました。
調べてみると、近くに陶器作り体験施設があり、行ってきました。
ろくろを使って作るのは、難しいものでしたが、とても楽しい体験でした。
しかも4人で10000円弱。コスパいいですね。
毎年、いろんなものを作りに行ってもいいくらいですね。
焼き上がりが楽しみです。また作品を眺めながら、何度も楽しい体験を思い出すことができるでしょう。