幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

ゴミ収集員のドキュメンタリー 新しい

ドキュメンタリーっていろいろな形があると思うのですが、今まで見たことないものでした。

 

ナレーションなし。ディレクターが手持ちカメラで撮影している。

手ブレがあるのがよけいにリアル。息遣いや街の雑音がいつもより大きく入ってくるのもリアル。

 

ブレアウィッチ・プロジェクトみたい。

 

ゴミが教えてくれたこと〜あるゴミ収集員の記録〜

www.nhk.jp

 

調べてみると、もともとは「プロフェッショナル」で放送されて、後日、ノーナレーションで、今回の放送になったそうです。

ディレクターによる制作裏話「ゴミが教えてくれたこと〜あるゴミ収集員の150日〜」 - あいつ、どう撮った? - プロフェッショナル 仕事の流儀 - NHK

 

プロフェッショナル史上、もっとも知名度が低いらしいです。ほんとかな?

 

やんちゃしていた男性が、子供の誕生を期に、ゴミ収集員という仕事に目覚める。

分別しない飲食店に乗り込んで、理解を促す。

カラスを追い払う。散らかったゴミをきれいに片付けきれいな町並みに戻す。

地域住民との協力をする。

そして匂いや職業で差別を受ける。

 

きれいごとばかりの内容なので、普通のドキュメンタリーの撮り方だったら、ここまでリアルに感じなかったかも。

 

ナレーションがないので、前置きができない。このひとはどういう人でとか説明ができない。だからインタビューが説明的になるかなと思ったんだけど、全然そんなことなくて、インタビュアーの目線でドラマに入っていき、実際の体験で人を知るって、こういう感じで、ほんとに無理がない。

 

これ、むちゃくちゃ面白かったので、きっと再放送されると思います。

 

先日、仕事で大失敗してしまったんだけど、彼の苦労に比べればなんでもないことなんだな。

yoshimor.hatenadiary.jp