先日のクロ現は面白かったです。
アパレルという古い体質の業界が、世の中の流れに全くついていけてない。
そもそも、このニュースがことの起こりみたいですね。
42億円の服を焼却してたら文句言いたくなりますよね。服を買えない人たちもいるのに。
でもクロ現では、アパレル会社の人が焼却炉までわざわざやってきて燃えるのを確認していました。ブランドを保つためなんだそうです。
また服の需給は、売れるのが14億点で売れ残りが14億点なんだそうです。全く馬鹿げてますよね。
ちきりんさんおすすめのこの本を先日、読んでたので、よく理解できました。
一方でZOZOスーツとかの試みは、これからの潮流となるのでしょうか。
それにしても変わるのが遅すぎます。
おしゃれの中心である女子中高大生は、誰もアパレルショップに行きません。スマホでZOZOかメルカリを見ています。
私の業界も古い体質がそこいらにはびこっていて、どうにもなりません。
ブラックな働き方は変わらないです。土日、平日夜に働くのは当たり前。やりがいを全面に押し出してくるところなどは辟易します。
過去の成功体験があるばかりに、その夢を追い求めてしまうのでしょう。
「汗をかいていない」は部下をディスる決まり言葉です。汗の多少は生産性と全く関係ありません。
古い業界の一つ、町の電気屋さんのお話です。
先日、一人暮らしの義母が棚の修理を電気屋さんで頼んだそうです。すごく簡単なものです。もし私に頼んでくれたら原価代1000円でやります。
ところが修理費2万円だったそうです。
これではダメですよね。二度と頼まないと言ってました。
発想をもっとしなやかに転換させないといけません。多くの古い業種が緩やかに衰退していくのでしょうか。