老害は続くけれども、私は科学、資本主義、データを信じています。
またまた老害、とんでも記事をみつけました。
金田投手のほうが大谷くんより上だ。という意見です。
確かに勝利数は金田投手のほうがはるかに上です。
一方で、様々な映像解析により、時代とともに投球急速が速くなり、バットスイングスピードが速くなっていることが証明されています。
金田投手が、それだけの速球を投げられたかは疑問です。そしてそれだけの速球を投げ続けていたら、もっと速くに故障して、これほどの勝利数を重ねることはできなかったでしょう。
そもそも体格がこの数十年で大きくなりました。30年前の野球は、今の高校野球です。
この時代だからこその記録です。
一方で、私は歴史を作ってきた人々にはとても感謝しています。彼らがいなければ今の野球はなかったのですから。
だからこそ軽率な発言をやめていただきたいと思います。よく勉強するか、それでなければ黙っていれば、誰もが尊敬する対象なのですから。わざわざくだらない発言で自己評価を落とすことはないと思います。
先日のサンデーモーニングでは張本さんは何も言いませんでした。
こうして考えると、日本人は、データよりも感情を重視している気がします。
もうひとつ、日本人が決定的に弱いのは原因分析。データ見て(これはおかしい!)と冷静に現状把握しなおすことが絶望的に不得意な国民性。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) July 31, 2019
これは日本軍と同じ。だから経験から学べない。
私は科学、資本主義、データを信じています。
このシステムの中に、世界中の叡智が自己検証を重ねていて、成長しているからです。
だからこそ、世界の未来は明るいと思います。少しづつよくなっています。
このことは「ファクトフルネス」でも述べられています。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
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昭和が良かった。という懐古趣味がありますが、私は、今より殺人事件が多く、差別、いじめが多かった時代に戻りたいと思いません。
老害に 打ち勝っていかないといけません。
少しづつ世の中を良くしていこうと思います。