幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

トム・クルーズのドキュメンタリー おすすめです

 これほんとに面白かった。

 

トム・クルーズ-永遠の若さを追求して-

 

トム・クルーズってミスター・ハリウッドだから、一般日本人の私からはすごく親和性ある。

見た映画多い(トップガン、MIシリーズ、レインマン、エージェント、、、)し、日本のTVバラエティにも出演してたし、渡辺謙との共演もしているし。

でも、このフランスの会社が作ったドキュメンタリーはかなり辛口です。

 

 

 

びっくりしたこと3つ

 

1,このドキュメンタリーはトムに批判的。

日本のTVにはぜーーーったいに作れない。

キムタクに批判的な日本のTV番組なんて作れない。

そもそも、どうやったらタイアップできるかしか考えてないし、だから配給会社の意向に反することは絶対にしない。

ところがこのフランスの制作会社にはトムやその関連会社とのしがらみは全くない。

むしろ他のメディアが言えない本当のことを描くことで、誰にも作れない作品ができる。そして注目度が上がれば、NHKのような中立的?でトムとのしがらみが少ないTV会社で放映される。

こういう番組が出てくること自体が健全だなと思います。

 

 

2,トム・クルーズってアカデミー賞を取ったことがない。

ブラピよりも、ディカプリオよりも、誰よりも、ハリウッドっぽいのに取れてない。

めっちゃ取りたくて、アカデミー賞にむけて計算尽くされている作品(レインマン7月4日に生まれて、など)にも出てるのに。

アカデミー賞でゲストスピーチするシーンがあるのですが、悲哀を感じさせるものでした。

でもこれがハリウッドのやり方かもしれません。

アカデミー賞を取れないトム。そして最後の最後に悲願のアカデミー賞受賞。というコンテンツはすごく魅力的です。

 

それと

3,新興宗教サイエントロジー

これがアカデミー賞の障害と言われています。

普通に考えれば、これがスターという偶像の障害になっているのははっきりしているのだから、一時期のように隠せばいいのに。

日本でもどこでも、宗教を前面に打ち出すと、売れる人も売れなくなってしまいますね。

宗教側からすればスターがいることは巨大な広告。

でもスター側からすればメリットほとんどないと思うのだけれど。

 

 

さてこのドキュメンタリーではこの映画を一番取り上げてます。

知る人ぞ知るトップガン

トップガン (字幕版)

トップガン (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

これがアメリカのプロパガンダ映画だと、知りませんでした。

中国、韓国がプロパガンダ映画を次々作っているのは、解ってたけど。

 

考えてみたら、海軍の協力なしに、こんな派手な映画作れるわけないですよね。

まだ学生だったので、そんなもんかな。って感じでした。まだ若かったんですね。

 

ドキュメンタリーで触れられてなかったのですが、

トップガンで、トムがパーティでピアノを上手く弾いてるのに、驚きました。

日本人で飲み会でピアノ弾いて盛り上がれる人いる?

ちょーかっこいい。ぽっと出のアメリカの俳優はそこまでできるんだ。びっくり。

 

関係ないけどこれも好きなシーン。

 

トップガンで足がかりを作ったトムは、ハスラー2、カクテル、レインマンと立て続けに大ヒット。

そしてそのほとんどを私は見ています。

でもアイズ・ワイド・シャットは、わかんなかったな。有名監督作だったので期待していたんだけど。

 

 

映画好きの人にはオススメです。

NHKで何度も再放送しているので、そのうちまた再放送されるかも。

 

それにしても邦題。なんとかならないのかな。

原題 Tom Cruise: An Eternal Youth

なんでこうなるの?