幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

ヒマラヤ山岳ガイドのドキュメンタリー

またまた日本に生まれたことがラッキーだったと思うドキュメンタリーに出会いました。

 

これはヒマラヤ山岳ガイドのドキュメンタリーですが、その家族の物語です。

 

BS世界のドキュメンタリー 選「クンバカルナ 神の山への登頂」

 

再放送あります。

(NHKBS1)5月7日(金)午後3:05~午後3:50(45分)

 

ヒマラヤ山脈東端の難峰クンバカルナ山は、地元では足を踏み入れてはならない「神の山」と言い伝えられてきた。この禁断の山に挑むことになった地元シェルパの苦悩の物語。 

 ヒマラヤ山脈の麓に暮らすベテランシェルパのテンジン。医者を目指す息子の学費に頭を悩ませていたところ、ヨーロッパの登山隊から割のいいシェルパの仕事が舞い込む。それは、地元民にはタブーとなっていたクンバカルナ山への登山の同行だった。途中まで登山隊に同行したテンジンだったが、頂上へのアタックを前に悩み始める。彼の決断は?

原題:The Wall of Shadows/ポーランド・ドイツ・スイス 2020年

www.nhk.jp

  

この家族は父・母・子の三人です。

子供は勉強が好きなようで、頑張って勉強し奨学金を貰って医者になりたいと母に言います。ガイドは危険すぎる。

しかし母は奨学金があってもうちの経済力では医者になれないと答えます。

それを聞いた父は悩みます。そこで今回の登頂になりました。子供の将来、夢のため。

 

ガイドは貧しいので、登山隊と装備が違うのでこれ以上行けないと言いますが、登山隊は「最後まで付き合わないならガイド代は支払わない」と言います。すごい傲慢。そしてこういう契約になっていることがすごく問題。

登山家は気持ちのいい人達だから、こういう問題を起こさないと思ってました。

だって、野口健さんとか、植村直己さんとか、仙人みたいな人たちだった。

 

ガイドたちが食事の用意をして、登山隊に与えていました。 

そういうもんなんだ。登山隊は登山することだけをしてればいいんだ。食事やテントの用意はガイドがすべきことなんだ。びっくり。

登頂できたら登山隊の名誉なのかもしれないけど、ガイドの貢献度もかなり大きい(半分以上はガイドのおかげ)と思う。でも誰もガイドの名前も知らないし、きっと払われている金額も微々たるものだと思います。全然、わりに合わない。最近、安すぎるコーヒー豆とかが問題になっているけど、これもかなり問題だな。

 

登山隊は仲間割れもあり、登頂できませんでした。

ガイド代は支払われたのだろうか?

子供は医者になれるのだろうか?

 

ガイドの子供だったら、いくら賢くて努力しても医者になれないんだ。

日本に生まれたことは、ほんとにラッキーなことですね。

 

こういうことを感じれることだけでも、この番組を見た意味がありました。