ワールドカップ、残念でした。
今回の目標ベスト8を達成できなかったので、個人的には監督交代は仕方ないと思ってます。
次のステージの戦い方、監督に変わっていけばいいのかなと。
さて勝てなかった理由です。
ドイツにしてもスペインにしても、クロアチアもベスト8に入った国は、パス回しが異常にうまい。ハンドボールを見ているかのようなパス回し。遠藤選手や三苫選手が10人いる感じでした。
日本が予選を勝てた理由は、ボール回しは相手に任せて、そのミスをつく作戦が奏功した。逆にコスタリカに負けた理由もこれ。
日本も他の国同様のサッカーができないといけないのだろうと思います。
でもこのドキュメンタリーを見て、つくづくそりゃ無理だろうなと感じました。
そもそもサッカーへの情熱が違い過ぎます。
サッカー有力国では、サッカーが一番人気。スポーツ選手といえばサッカー選手。ヒーローと言えばサッカー選手くらいにならないといけません。
日本には、野球もバスケもラグビーも卓球もモーグルもスケボーもあります。でも他の国にこんなに恵まれている国はありません。アメリカくらいかな。だからアメリカもサッカーは弱い。
「誰もがやるべきことをするんだ。」
とメールを送りました。戦時中にサッカーをすることに悩んでいた選手はこれで吹っ切れた様子でした。サッカー選手はサッカーでいいプレイをすることで、母国に兵士に被災者に希望を与えることができる。
親が行方不明になった被災者(子供)は
「サッカーがなければ現状は耐えられません」
と言ってました。
国民の大半にとって、サッカーが人生全てなんですよね。
すげえ。日本ではありえない。
ウクライナ代表選手でロシアのチームと3年契約している選手は、戦争が始まり微妙な立場に置かれました。
反ロシア的な発言は致命的になります。
「ウクライナのことが心配ですか?」
と聞かれ、最初は
「私は答えません。」と一度は去ったのですが、すぐに戻ってきて
「とても心配です。でも話せないのです。」と。
『戦禍の国のキックオフ』を観てた。見応えあった。「とても心配です。でも話せないのです」重い。
— フミコ・フミオ (@Delete_All) 2022年12月10日
日本人はここまでの思いでサッカーはできないでしょう。背負っているものが違いすぎます。