人間は、ひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいく。
と瀬戸内寂聴さんが生前、おっしゃられてました。
私もそう思っています。
私は少し内向的ですが、友人がいないわけでもありません。でも、個人的な人間なので、結局一人なんだと考えています。自分の人生における決断も、一人でしてきました。仲間は、いればいいけど、絶対に必要なものでもないと思ってます。コロナで飲み会が減って嬉しい。とひそかに感じている。
よくスポーツ選手がチームのために頑張りました。と言ってますが、私はきれいごと。ファンサービスだと思ってました。しょせん自分の成績が一番大切。
でも先日、紹介したドキュメンタリーを見て、少し考えが変わってきました。
彼は一人では弱々しく、この世の中の暴力や偏見の大きさに比べると、ほんとに小さな存在かもしれません。
でも家族、同行ディレクター、ミュージシャン仲間、フロイド弟さんなどに支えられて、見事に再生したのです。仲間がいなければ絶対に成し得なかったことです。
この本にその秘密が書いてありました。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ軍は劣勢でも死を恐れずに戦い続けました。
ドイツ軍をここまで駆り立てるものは何なのか?
「ドイツ軍は(ヒトラーによって)洗脳されている」のではなく、「仲間を絶対に見捨てないという友情」だったのです。
彼らが戦ったのは、国のためというより、仲間のためだった。
戦っていない時は、一人でも生きていけます。
でも逆境で戦わないといけない時には、仲間が必要で、仲間がいることで、逆境に立ち向かえる。しいては大虐殺、神風特攻隊にまで至る。
スポーツ選手が戦うのも仲間のため。仲間がいるからこそ、いつも以上のパフォーマンスが発揮できる。
ウクライナが頑張っているのはまさにこれ。ロシアが頑張れないのも同じ理由でしょう。
仲間なんて神話だと思ってたけどびっくり。
— ふぇでらお federao (@ymcf6) 2022年2月21日
辛くても頑張れるのは仲間のおかげ。
本、#希望の歴史/下 ナチス ドイツ軍が強かったのは友情のおかげ。
オリンピックで、戦争で機能するんだ。
悔しい銀、#高木菜那「仲間の温かさ支えに」 #女子パシュート 笑顔で会見https://t.co/fpYrTDcjNJ