幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

仲間って必要ですか?

人間は、ひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいく。

 

瀬戸内寂聴さんが生前、おっしゃられてました。

 

私もそう思っています。

私は少し内向的ですが、友人がいないわけでもありません。でも、個人的な人間なので、結局一人なんだと考えています。自分の人生における決断も、一人でしてきました。仲間は、いればいいけど、絶対に必要なものでもないと思ってます。コロナで飲み会が減って嬉しい。とひそかに感じている。

 

よくスポーツ選手がチームのために頑張りました。と言ってますが、私はきれいごと。ファンサービスだと思ってました。しょせん自分の成績が一番大切。

 

でも先日、紹介したドキュメンタリーを見て、少し考えが変わってきました。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

彼は一人では弱々しく、この世の中の暴力や偏見の大きさに比べると、ほんとに小さな存在かもしれません。

でも家族、同行ディレクター、ミュージシャン仲間、フロイド弟さんなどに支えられて、見事に再生したのです。仲間がいなければ絶対に成し得なかったことです。

 

この本にその秘密が書いてありました。

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ軍は劣勢でも死を恐れずに戦い続けました。

ドイツ軍をここまで駆り立てるものは何なのか?

「ドイツ軍は(ヒトラーによって)洗脳されている」のではなく、「仲間を絶対に見捨てないという友情」だったのです。

彼らが戦ったのは、国のためというより、仲間のためだった。

 

戦っていない時は、一人でも生きていけます。

でも逆境で戦わないといけない時には、仲間が必要で、仲間がいることで、逆境に立ち向かえる。しいては大虐殺、神風特攻隊にまで至る。

スポーツ選手が戦うのも仲間のため。仲間がいるからこそ、いつも以上のパフォーマンスが発揮できる。

 

ウクライナが頑張っているのはまさにこれ。ロシアが頑張れないのも同じ理由でしょう。