先日、私の子供が不登校になったことを書きました。
その後、不登校についていろいろ勉強しているのですが、このドキュメンタリーは、学校関係者全員が見ておくべきだと思います。
NHKディレクターの子供2人が不登校になったドキュメンタリー
秀逸。
親の必死さとともに、子どもたちの朗らかさに笑ってしまう部分もあり、シリアスな内容なんだけど、程よく気が抜けていて、最初から最後まで夢中でみてしまいました。
まず不登校の子供に対する対処法
2つのアプローチがある。1つは無理矢理早く学校に戻すこと。2つ目は子供が疲れてしまっているため休息を促す方法。
私の場合は最初から2つ目だった。しかし違いは何なんだろう?子供との距離感なのかな?
1つ目の無理矢理早く学校に戻す
多くの親は1つ目を選んでしまうようだ。この両親もこれ。子供のあまりの悲壮な表情に気が付き、フリースクールの相談会で2つ目のアプローチに変更しました。
この場合、子供の精神状態が悪化し、強度の引きこもりなど、取り返しのないことに繋がる可能性があるようです。
2つ目の休息を促す方法
私が選んだ方法。子供が元気になると自然と学校に行くようになるみたい。この番組の女の子はこれで中学校に行き始めた。
普通は学校に行く。など普通を強調すると、不登校の子供は普通じゃないんだと自己認識し、さらに悪化する。どうして行かないのかと追求し続けると子供が辛くなる。子供自身は学校に行かないといけないと思っているのでさらにしんどくなる。安心して家にいれることが大切。
次は原因
先生に怒られたら犯罪を犯したかのような気分になる子供がいる。しかも先生はささいなことで怒る。全体責任として悪いことをしていない子供に対しても責任があるように言う。脅迫。学校が安心な場所ではなくなっている。
この子供も、私の子供も、原因はこれだった。多くの不登校生徒がこれじゃないのかな?
これ、学校の先生はわかっているのかな?
不登校の原因は先生であることが多いんだよ。
研修とか、勉強会とか、いろいろあるんだろうけど、このドキュメンタリー50分見るだけで、ほとんどの問題が解決しそうな気がする。
そして最後。
教育システム。
授業風景をカメラで撮影して分析した。
子供が理解するということには段階または種類がそれぞれによって大きく違う。
例えば言葉の概念1つとっても早く理解できる子、広く理解できる子など様々。
学校と言うシステムは先生に合わせて作られている。しかしそもそもの学校の目的は子供の教育なので、先生ではなく子供に合わせないといけない。
うーーーむ。
現代において、この段階なのか。
こんなの私は30年前から気がついてたよ。
先生ってこれだけ人を教えてきて、しかもプロだと言うのに、教え方の根本がわかってないとはびっくり。しかも分析すらしていなかったって。何なんだ?
民間企業では当たり前に行われていることが、全然行われてない。そんな生産性では、超勤問題なんて解決するはずがない。というか解決する気がないよね。
先生って大変なんだろうな。と思ってたけど、なんかやる気や力の入れ方が間違ってる。
だんだん腹が立ってきた。
何度も再放送しているようなので、また再放送が決まればツイッターで流します。