トゥルーマン・ショー妄想って知ってますか?
私は少し変わった子供でした。
ADHD傾向がありました。
もしかしたら自分以外の人はすべて役者じゃないのか?どこかにカメラがあってずっと自分を撮影しているんじゃないだろうか?という妄想に囚われていました。
自分の頭の中で考えたことが、撮影隊に読み取られていて、うまく辻褄をあわせている。
もし私が突発的な行動をしたら、撮影隊が慌てるじゃないか。
なーんて思ってました。それも真剣に。
自意識が過剰だったんですね。
1998年、私の妄想通りの映画が作られたのです。
封切り直後に見に行きました。
映画「トゥルーマン・ショー」
主演は大好きなジムキャリー。
自分の妄想通りの展開でびっくりしました。
面白くて切ない映画になっています。
一緒に見に行った女の子に、映画後に自分の妄想の話を延々聞かせました。
自分の妄想の映画ということで、思い入れのある映画です。
映画館は空いてたと思います。そんなにヒットしなかったんじゃないかな。
実際、ほとんど地上波放送されていないようです。
でも調べてみると、ゴールデングローブなど賞をいくつか取ってますね。
驚いたのは、
「精神医学ではトゥルーマン・ショー妄想という概念が生まれた。」
ということです。
私と同じ妄想をしている人がいるんだ!
相当な変わり者を自負していましたが、世の中に私のような人がいることに驚きです。
変わり者同士、生きづらい世の中ですが、お互いがんばりましょう。