幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

隣の席の女の子

 

小学校入学してすぐの事です。

 

私の隣の女の子は、今から考えると、知能発達遅滞だったのだと思います。

なぜか私は、その事を認めたくなくて、先生の質問の答えを教えたりしていました。

 

でもまもなく彼女は転校してしまいました。

 

同級生は、彼女は養護学校に行ったのだ。って噂してましたが、私は認めたくありませんでした。

 

まもなくして、彼女は一度、母親と一緒に小学校に遊びに来たんです。

おそらく私と話をしたと思うのですが、記憶にありません。

彼女がやってきたことと、空の青さ、運動場の白さだけ、覚えています。

 

彼女が小学校についていけなくて、養護学校に転向してしまったこと。

に、その時、私は気づきました。

 

会いに来てくれたことは嬉しかったのですが、もう戻ってくることはないことがわかって、悲しい気持ちになったような気がします。

 

それ以来、思い出したくない記憶として、私の中に数十年間埋まってました。

多分、自分の都合のいいように記憶は変わっていると思います。

 

今まで、思い出したこともなかったのですが、突然、鮮明に蘇ってきました。

 

老化なのか?それとも、もうすぐ死んでしまうんだろうか?