幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

究極の地産地消暮らし

SDGsが流行ってますけど、ここまでするか!?って人たちです。

 

ドキュメンタリーには深刻なものが多いですが、これはちょっとユーモラス。

だから映画賞を取ったのでしょうか。

 

再放送あります

BS世界のドキュメンタリー 選「究極の地産地消暮らし 1年間の家族記録」    (NHKBS1) 9月7日(火)午後3:05~午後3:50(45分)    

スーパーなどでの買い物を一切やめて、地元で採れる食材だけで生活し始めた家族の暮らしに1年間密着。究極の“地産地消”生活から見えてきた理想と現実とは? 

www.nhk.jp

 

北極圏に近いカナダ北部のユーコン
数年前この地域に通じる唯一の道路が遮断され、スーパーマーケットの棚が48時間で空っぽになった。

危機感を感じた母親が一大決心。

 

ユーコン圏内で取れたものしか食べてはいけない。

 

まず家の在庫の食料をすべて廃棄。クッキーやバターなど。

食物を育てるには適さない厳しい環境のユーコン圏では食料の97%が外部から運ばれてくるので、家の中の食材はほぼすべて廃棄することになり、冷蔵庫の中も空っぽにしてからのスタートとなりました。


巻き込まれた家族がユーモラス。

 

娘は最初は、そんなの考えられない!と言ってたが、しぶしぶ最後まで付き合うことになりました。

父親は30kgも体重が減った。毎年、捕まえられる鹿が、天候不順のせいか、見つけられず焦る。しかし最終的に仕留めることができ、家族の貴重なタンパク源に。

 

最終日はスーパーへ買い出しに。スナックやベーグルなどを爆買い。

 

それにしても地産地消って言われると、いかにもちょっと健康にいいもの食べてそうだけど。この人達はほんと大変。その日、食べるものにも困っていて、砂糖や塩、小麦粉の入手も困難。パンなんて夢のまた夢。食料の保存も難しい。最初はヤマネコちゃんはかわいそうで食べられないと言ってた娘たちも、騙されて食べてしまってました。

 

どうしてこんなこと母親が始めたのか、よくわかんないけど、それについていく家族がすごい。カナダの田舎だからできるのか?それともこの家族が特別なのか?

 

私なら一日だって耐えられない。スーパーに行けば、安くておいしいものがたくさんあるのに、ものすごく労力や燃料などを使って、健康に悪そうなまずいものをほんの少ししか手にできない。

科学やテクノロジーを拒否しているようにしか見えない。

そこまでするなら燃料や電気まで拒否したらって思った。

 

忘れられない不思議でユーモラスなドキュメンタリーでした。