幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

ブータンのサッカー少女って、何考えてるか解りますか?

ブータンと言えば、世界で一番幸せな国

 

だからサッカー少女も幸せに違いない。

 

と思ってました。

 

BS世界のドキュメンタリー 「ブータン サッカー少女の夢」

www.nhk-ondemand.jp

ノーナレ。

だから下のあらすじは私の解釈です。

 

世界で一番幸せな国で生まれ、小学校の道徳の時間に、

「競争は人を不幸にする。思いやり合うことでみんなが幸せになる。」

と教えられていましたが、この少女は、ほとんど聞いてません。

 

地元では、少女は毎日、家事手伝いをしないといけない。母親にダメ出しされる毎日。好きなサッカーをしていることに対しても、いい顔をされない。

 

彼女はナショナルチーム代表に選ばれ、1年間、アカデミーに行く。

好きなサッカーを毎日できるようになり、できればサッカーで世界に行きたいと願う。

しかし国際試合の結果は悪く、代表から外れてしまい、自宅に戻る。

 

でも彼女は落ち込んでいなかった。

母親から「代表選手として戦ったのだから誇らしいこと」と、初めて認めてもらえた。

「代表選考会には私が連れて行ってあがる」

と言われて、すごく嬉しそうにしているのが印象的でした。

 

 

結局、ブータンでも親や子供たちの考えていることは同じ。

競争があり、勝った負けたがあり、運命を左右する。

でもそういった結果よりも、子どもたちにとっては母親の承認が何よりも大事。

 

ドミュメンタリーのモデルになるだけあって、この少女は飛び抜けてきれいです。

だからこのドキュメンタリーの監督は、この少女の1年間を撮ったんだろうと思います。

でも代表を外れてしまう結末は予想してなかったはず。

 

それなのに、いいドキュメンタリーになってます。

こういう偶然の産物。神の采配。っていいなと思います。

再放送予定はないようです。