今日明日と韓国大統領に関する2つのドキュメンタリーについて書きます。
この2つを見て感じたのは、結局、国民は踊らされているだけではないか?ということです。
この数年の流れは
大統領の汚職もみ消し→国民無関心→汚職発覚→空前のデモ、ロウソク革命→汚職のない新政権誕生→国民熱狂→不動産高騰、雇用低下→国民反発→政権交代
という感じ。あっちいったりこっちいったり。いつも熱狂。じっくり物事に取り組むという感じがない。どこかの国と同じではないのかな。
今日はこれ。前政権、韓国史上初の女性大統領パク・クネのドキュメンタリー
選「パク・クネ 弾劾の舞台裏〜その時 韓国は沸騰した〜」
韓国史上初の女性大統領パク・クネに重大な不正疑惑が起きた時、韓国中の怒りが沸騰した。デモ参加者は空前の規模となる、のべ1600万人!あのスキャンダルはいかにして暴かれたのか?実は始まりは、1人の記者の地道な取材だった。彼が行き詰まった時、ライバル社が手を差し伸べた理由とは?そしてわずかな物証から大統領を追い詰めた、驚きの取材とは?大統領を罷免に追い込んだアナザーストーリー!
タレコミがきっかけで汚職が発覚。権力によるもみ消しが行われ、一度は沈静化するが、ふとしたきっかけで再燃。もみ消せなくなると堰を切ったかのように、バッシングが始まる。
大手マスコミは当初権力側。隠せなくなると簡単に寝返る。
国民は踊らされているだけ。
誰も信用できないし、誰も長期的な視点がない。
空前のデモ。1600万人!! 160万じゃないですよ。あれだけ熱狂したのに、新政権を樹立したのに、その後、数年で再び新政権樹立。なんなんだ?
現状に我慢できないというのは理解できる。だから政権交代したい気持ちもわかる。でもそればっかではどうしようもない。
政治家に清潔さを求めるのか?有能さを求めるのか?
すべてを求めすぎるのか?ある程度、アバタには目をつぶるべきなのか?
難しいなあ。