高校時代にみんなで何かをやった記憶って、いつまでも心の奥で自分を温め続けてる
私の場合は、文化祭です。
クラスで模擬店したかったのに、ハズレて展示になってしまったので、みんなやる気を失ってました。
でも最終的に成功して表彰してもらったな。
今回のドキュメンタリーもそういう高校時代の思い出もの
でもただの感動モノではありません
「8人の青い宇宙」
高校時代、制作もの、数奇な運命
と
おもしろ要素しかありません
すっげえいいので、そのうちに再放送されると思います。決まればツイッターで告知しますね。
工業高校!の8人の高校生が、思いつきで宇宙の写真を取ることにする。風船にカメラを装着し飛ばす。
風船の大きさ、強度、風の強さ、どうやって追いかけるか、人にぶつかったらどうする?などなどのことを考えながら、悲喜こもごもで風船を飛ばす。でも撮影器具は見つからず。ほろ苦いものとなった。
編集がすばらしい。8人の証言を交えながら、その経緯を振り返る。
なぜかこの8人の言語化能力がとても高い。この経験が彼らを成長させたのか。
インタビューで、それぞれが語る言葉が年齢を超えている。
8年後、その撮影器具が偶然、見つかる。
そのニュースは8人の元へ伝わる。それと同時にちょっとしたニュースにもなる。
完全に忘れていた出来事が8年後に見つかったというニュースは、それだけでは8人にとったは嬉しかったにちがいない。でも。
あれから8年後の世界は、8人の高校生が予想したものとは違っていた。SNSが全盛で、世間を騒がしたり、ちょっとした法律違反に対しては非常に厳しくなっている。コンプライアンスが問われる時代になっていた。
だれも8年後の世界は想像できなかった。そもそも8年後に見つかるなんて誰も予想してなかった。
高校時代の思い出がよみがえる。そしてその記憶はそれぞれの人生を温め続けている。
でも8年後の発見というニュースはそれぞれに影響する。
見つからなければよかったと思い始めたものもいる。
それでもその記憶は大切なものになっている。
私は、この8人のことが心からうらやましいと思っている。