学生時代クラブを引退するにあたって、強く覚えているのは、
「もっとできたはず。」
という思いと同時に、
「これであの筋肉痛から逃れられる。」
ということでした。心からホッとしたことを覚えています。
私のプレイスタイルは省エネとは程遠い全力疾走プレイでしたので、プレイ中は誰よりも早く走るのですが、町中になると筋肉痛のせいで誰よりもゆっくり歩いていました。
あれから数十年、まさか再び毎日筋肉痛と戦う日々がやってくるとは思いもしませんでした。
学生時代はスポーツが好きで、負けたくない、うまくなりたいという気持ちで筋肉痛はその副作用、嫌だけど我慢するものでした。
今は、体力の衰えが激しい。パフォーマンスを上げるためには、も一度、健康で丈夫な体を作らないといけない。という学生時代より切実な気持ちからなので、筋肉痛がじゃっかんうれしかったりします。あんなに嫌だったのに。
こう考えると、私は変化しました。
こうしてあらゆる点で柔軟に変化できていくといいですね。