幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

なべつね

渡邉恒雄さんは、

プロ野球ファンの私からすれば、「たかが選手が」と言ったり、訳の分からない巨人FA補強をするし、ろくなことしないプロ野球の敵という印象で、隠居しはじめて、巨人もまともになったなあという感慨です。

 

でもこれを見て、ちょっとイメージ違うな。と感じて、

www2.nhk.or.jp

これを読んでみました。

TVと本は同じインタビューから作られているのに、その内容はTVと本で全く違う。どうなってんだ?

 

読むと「たかが選手が」と言った意味が少し理解できました。

つまり権力に近いところで、やるかやられるかの現実を毎日過ごしてきた立場からすると、ただのプロ野球は遊びに思えるし、その選手に対するリスペクトもわかないってこと。

 

歴代政権に非常に近い存在で、知識、頭脳が優れていて、戦時中からの肝の座った反戦主義者なんですよね。

 

安倍晋三元総理に非常に近い存在だったけど、反戦、リベラル。安倍さん自身もリベラルな部分があるので、方向性は違うけど似たもの同士だったのかも。

 

日本人の移ろいやすさについても苦々しく思っている。

例えば戦後、反戦の吉田政権が出来たけど、すぐにA級戦犯の岸政権になってしまった。こういう自民党の多様性が国民の移ろいやすい要求を満たし、異例の長期政権になったという洞察はすごい。

 

後継総理に関する密約があって、裏切ったり裏切られたりする政治家がいたっていうことも驚き。総理になるには、それなりの理由、背景があるんだなと思った。岸田さんにも理由があるんだろうな。

 

これに関する証言が生々しくって真実としか思えない。あの立場で嘘をつく理由もないのだけど。