この本を読みました。
このブログのオススメです。
https://startover.jp/life-267/
とにかく驚きました。
多くの退職者が定年を待ち望んでいたのに、定年後は無気力になっていくという現実です。
時間、曜日の感覚がなくなり、朝からTVを見つめ続け、外出する気力さえなくなってしまう。。。
生きる屍です。
会社員で輝いていた時代が懐かしくて、会社員時代に乗っていた朝の満員電車に乗りに行く。なんてまっぴらごめんです。
私にとっては、まだまだ先の話ではありますが、自分もこうなってしまわないかと不安になりました。
それにはどうしたらいいのか?
例えばサウザーさんです。
サウザーさんは、若くして不動産で成功し、ニート生活を送っています。ニート生活と言いながら、農園開発、化粧水開発、オーディオブック出版など、様々なことを、生き生きとこなしています。
この違いは何でしょうか?
私は、「しなやかな感性を持ち続ける」ことだと思いました。
退職した私の先輩たちの多くは、仕事時代のことが忘れられないようで、仕事関係の会合に常に参加しています。こういった場では、いつまでも周りから気をつかってもらえ、自分の話を聞いてもらえます。
そういった先輩を批判するわけではないのですが、私はそういうふうになりたいと思えないのです。きっと自分の人生の燃えカスを見つめているような気分になると思います。
それよりも、現在の仕事と違う新しい分野で挑戦してみたいと思っています。
退職後に何かを始めるという発想は、10年以上前にはなかったと思います。
人生は100年時代です。私に残された期間は、あと何十年あるのでしょう。能力が続く限りは何かに挑戦していきたいと思います。
サウザーさんの様々な仕事も魅力的です。外から見る日本さんの、シェアハウス経営、カナダのレンタカー事業なんて夢がありますよね。
おそらく「しなやかな感性を持ち続ける」ことが、私の周りにも好影響を与えることでしょう。
この本の退職者は、周りから疎まれていきます。家族から外に働きに行くように懇願されます。
そんなふうにだけはなりたくないです。
尊敬する出口治明さんは、
「人生とは、人、本、旅」
社会人の教養は人、本、旅【文春オピニオン 2018年の論点SELECTION】
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/03/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
と力説されていました。
いつまでもしなやかな感性を持ち続けたいものです。