幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

新社長との面談終わりました。

私の元上司で理解者でもある新社長との面談が終わりました。

 

面談は私の予想通りの内容でした。

 

現支社の撤収です。

 

2年前に赴任してきた時点で、現支社はかなり危うい状況でした。地域性などを考え、ある程度の赤字覚悟でもいいよと言われていましたが、年々赤字が増えており、とても立て直しできる状況ではありませんでした。このため私は、大怪我をしないように粛々と撤収準備を整えていました。関連部署、顧客にご迷惑をかけるので、撤収準備はそれなりに辛いものでしたが、淡々とし続けた2年間というところです。いわゆるゴミ仕事です。

 

ゴミ仕事ばかりなので、この支社は誰もが嫌がる支社でした。このため嫌と言わない私が行くことになったわけですが、実は私自身も、嫌だなと思いつつ、どこでも住めば都だ。と楽観的に考えていて、そう言ってました。

実際、少しですが、楽しい部分もありましたし、やりがいもありました。

 

そしてこの度、新社長から支社の撤収の話を聞いたわけです。

さらに

「次はOOに行ってもらおうと思っている。」

と新社長から言われました。それも予想範囲内のことでした。

 

全く予想通りなので、内容について驚きはなかったです。

ただ、面談前後で私の感情が大きく変わっていることに驚いています。

 

OOは、現支社の数倍の規模があります。上り調子ですし、本社、支社二番手の次に大きなところです。仕事の内容もかなり充実しています。この二年間の働きも評価されているようでした。

 

面談直後から、次の支社に行ったら、あれをしよう。このアイディアをためしてみよう。新規事業は。など次々と考えが浮かんできます。すごくワクワクしているのです。早く異動が決まってほしい。明日からでも行きたいと思っています。

 

社内の誰もが、二年前の異動で、私はいわゆる出世レースから脱落し、ゴミ仕事専門家になったものだと思っていました。私自身もそう思ってましたし、アホなやつほど出世することに私は嫌気がさしており、自ら出世したくないとさえ言ってました。

 

グリム童話のすっぱいぶどう状態だったのだと思います。

 

脚光を浴びる仕事から外され悔しかったから、ゴミ仕事でも楽しいところはある。と無理やり自分自身で思い込んでいたんですね。

 

 

自分という単純な人間の中に、こんなひねくれた感情が埋まっていたことに驚いています。そして異動が早く決まるのを密かに祈っています。