幸せなことだけをして生きていきたい

考えたこと、学んだことの中から「12歳の時の私」に知っておいてほしいコトを書いています。

魚専門家がさかなくんになれない理由

尊敬するちきりんさんが、面白いことを言ってます。

 

渦中の人物は「さかなくん」です。

彼は、魚が好きすぎて、魚に対する豊富な知識とあのキャラクターで、数々の番組を任されています。ある意味、無二の存在ですね。

 

ちきりんさんは、

「ほとんどの専門家があんなことできない」理由は何なのか?

という問いをしています。

 

学術系の専門家というのは、全く正反対ですね。しょうもないことを、あたかもすごいことのように言う。のが仕事のようです。

なので分かりやすい言葉で話すのがタブーになっているようです。一般人は何を言っているのか全く理解できない。

だから専門家と一般人の間に通訳者が必要になるのだと思います。 

yoshimor.hatenadiary.jp

 

どうして「ほとんどの専門家があんなことできない」のか?

 

学術系の専門家は、競争が熾烈です。大学などの研究機関のポジションは限られています。若い研究者たちはこれを目標に必死に頑張っていますが、ポジションが取れなければ、大学を去り、どこかの会社の営業などになっていきます。またポジションが取れた専門家は研究費獲得のために、さらなる競争が始まります。

 

つまりほとんどの専門家は、専門家の専門家を目指していて、多くの専門家予備軍の人々が競争に敗れ去ってるのが現状です。

 

さかなくんは大学と無縁でした。好きで勉強、研究していたのです。だから専門家が目指す方向に行かなかった。

さかなくんは東京海洋大学を目指していました。もし入学していたら、今のさかなくんは存在しないかもしれません。どこかの研究所でひっそりとあの甲高い声で叫んでいたかもしれません。

 

専門家の通常コースから外れ、一般人から親しみやすいあのキャラクターのおかげで、専門家の通訳者になりました。だからTV番組で伝えることができる。他の専門家が目指さないことで、できないことです。

 

さかなくんのポジションは、ニュース世界で言えば池上彰さんですね。

 

 

これが専門家側から見たさかなくんです。逆のTV番組側から見てみると、

 

 

タレントさんは、たくさんいます。タレント競争は専門家の競争よりも熾烈でしょう。

しかし、さかなくんは魚専門家でありながら、親しみやすい特殊なキャラクターなので、タレントさんの中でも無二の存在です。

 

さかなくんのキャラクターは無敵です。純粋に魚が好きなんだなということが、見て取れます。悪気なさそう、人畜無害そうなので、機関銃のように話しても、誰も止められません。

 

他のタレントさんではそうなりません。

 

このポジションは他にいないのですが、あえて言うなら、将棋を引退された加藤一二三さんでしょうか。加藤一二三さんになろうとしてもなれないですよね。

 

ということで、専門家がさなかくんになれない理由は

 

さかなくんがすごすぎるから。

 

さかなくん = 池上彰さん + 加藤一二三さん

 

だからです。