私の関与した案件で取引先とのトラブルが発生し、双方ともに損害が出たため、当方での検討を行い、取引先へその結果説明会です。
先方、お偉方8人が我社の会議室に来られました。
当方は、社長、部長、私、そして関わった数名スタッフです。
「当方としては、誠心誠意仕事を行いましたが、結果的に損害が出てしまい申し訳ありません。検証した結果、明らかなミスなどは見つからず、たまたま不幸な出来事が重なった結果であると思われます。」
「そのような説明では信用できません。」
当方としては、第3者意見まで入れた結果なのですが、こう言われてしまえば、取り付くしまもありません。
担当者として説明を尽くしましたが、理解を得ることはできませんでした。
私としては、これだけ疑われるんだったら裁判でも何でもやって、真実を明らかにしてほしい。とも思いましたが、後で、スタッフに聞くと、
「裁判なんかで真実は明らかになんないですよ。むしろ変な屁理屈がこねくり回されるだけなんで、双方にメリットはありません。ここは平身低頭で行きましょう。」
とのことでした。そういうもんなんですね。
でも部長。
黙りこくってないで、なんか言ってほしかったな。
「彼の仕事に問題はなかった」とかね。
まあいいんですけど。
もし部下がピンチになった時は、援護射撃できる上司になろうと思いました。