我が部署は5人体制です。
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先日、部下である御曹司が、それだけはやっちゃいけないトラブルを起こしてしまったのですが、ここから火事場の馬鹿力を発揮し、なんとか無事、仕事を完遂しました。御曹司は潜在能力が高いのです。
結果オーライです。しいて言えば、それだけはするな。と釘を指しておいたのに、気づかずにハマってしまいましたということが問題かな。
しかし反省会では吊し上げです。
部長「どうすればよかったんだ?なんでこんなことになったんだ?」
レジェンド「あれほど、それだけはするなと言っておいたのに、なんでしたんだ?」
御曹司「すんませーん。」
やってしまったことは仕方ないし、反省は必要だとは思うのですが、これは気をつけていたのに、そうなってしまった失敗なので、これ以上の防止策はないような気がします。
むしろその後、リカバリーショットがうまくいったことを評価すべきことだと思います。
そこで冷静に判断し、負けない戦略に切り替え、なんとか結果を残したのだから。
かなり難しい仕事でした。
我社の通例として、なにか失敗が起こった時は、対策が取られるのですが、これが的外れになっていることがあります。
例えば、Aという問題に対してBという対策をする。これで大丈夫ということになってしまいます。
Bという対策が十分でないこともあるし、そもそもBの準備に多大な時間がかかることもある。それよりCという選択肢も置いておいたほうがよい。でもBにこだわってしまう。というかBで決まり。思考停止。
そういうときに、想定外のことが起こったらどうするのか?と聞いたのですが、それは想定外だから想定していない。との答え。なんじゃそりゃ。いやいやそうじゃないだろ。
こうして無駄に大きい対策の山で身動きが取れなくなる。
書いているうちに昨日のゼロリスクの話と同じになってしまいました。
ある程度のリスクは許容して、前に進まないと身動きが取れなくなると思うんだけどな。