タイトルからすると、てっきり密猟ものかと思いこんでました。
密猟もの苦手なんです。
だから録画してたのに、なかなか見れませんでした。
“恐怖”でよみがえる野生の王国
これ良かったです。
密猟ではなかったです。
良質のドキュメンタリーって、ほんとに面白い。
ゴロンゴーザ国立公園は、1970年代の内戦で戦闘地域となり、ゾウやライオンやカバなど生態系の上位にいる動物が激減してしまい、大量の草食動物が増えすぎてしまった。ここに上位捕食者の動物、絶滅してしまったリカオンの一群を新たに放つことで、その「恐怖」からかつての生態系を取り戻そうという実験が始まっている。
リカオンたちが、新しい環境に慣れていき、成長していく姿は、見ていて気持ちいい。
最初の赤ちゃんが、蛇に殺されたのには、がっかりしましたが、科学者たちは、それも自然の一環とあっさり諦めたのには驚きました。
でもすぐにリカオン赤ちゃんがたくさん誕生しました。
そして自然が回復していくのです。
私の勘違い
私は
自然による修復機能は大きいので、ほうっておいたら(人が変に力を加えないなら)自然は元に戻っていく
と思ってました。
かつて
山火事が起こっても、消火しない。それも自然現象の一種だから。
と学びました。
だから自然に任せるのが一番、人が人為的に手を加えるのはいけないのだと思ってました。
でも
そのイエローストーン国立公園も、絶滅した狼を人為的に導入し、自然を回復しています。
これと、同じ試みですね。
原題:Nature’s Fear Factor(アメリカ 2020年)
邦題: “恐怖”でよみがえる野生の王国
でした。ちょっと勘違いしてしまいますよね。
私なら、
驚異によるジャングル生態系の復活
にします。ちょっと硬いかな。