先日、歴史に翻弄された人生の女王マリーアントワネットについて書きました。
現代にも、マリーアントワネットみたいな人がいました。
ダイアナ妃
19歳の女の子が突然、女性にだらしない30歳のおっさんと結婚することになる。
当時、イギリスは大混乱時期、経済悪化、失業者にあふれている。そこでガス抜きの皇太子ご結婚。
わけも分からず若くして結婚させられてしまうのは、マリーアントワネットにそっくり。
そしてその後、追い詰められていくのもそっくり。
マリーアントワネットは訳が分からないまま、湯水のように税金を使った。
ダイアナ妃が、マリーアントワネットと違うのは、自分の頭で考え、王室に逆襲し、社会貢献活動を始めたこと。
自分の影響力の使い方をよくわかっている。
でも最後は、マリーアントワネットは民衆によってギロチン刑で殺されたように、ダイアナ妃も民衆(パパラッチ)によって追い回され自動車事故で殺されてしまった。しかもマリーアントワネットより2歳若くして。
彼女の思いは、皇族を離脱したハリー王子、メーガンに受け継がれているのだろうか。
私達、日本人は自分たちの皇室に対して、同じことをしていないだろうか?
このドキュメンタリー自体、王室に批判的でダイアナ妃寄りなので、その分、割り引いて見ないといけないのだけれど、だからといってダイアナ妃の戦いは小さいものではなかったはず。
それと皇室を持っている国って、すごく少ないんだよね。
それってすごく貴重。
「歴史は繰り返す」
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
私達、日本人もしっかり考えたほうがよさそう。