これ、再放送されます。
#山田孝之 さん演じる若者がバブルの時代にタイムスリップ!#NHKスペシャル#東京ブラックホールⅢ
— NHKスペシャル公式 (@nhk_n_sp) 2022年7月6日
1989-1990魅惑と罪のバブルの宮殿【89分版】
9(土)夜9時〜[BSプレミアム]#伊原六花 #浅香航大 #前川泰之
自転車から照明機材を自作!?
撮影現場の裏側を紹介します▼https://t.co/APAzvj9aDI
1,2も面白かったんですが、3もいいですよ。
これはバブル時代。
懐かしい人もいれば、そんなことがあったんだという人もいるでしょうが、一度、見ておいたほうがいいと思います。
世の中が狂っていた
日本中が狂っていたので、巻き込まれた人はその空気についていくのに必死だったんだなと思います。
「なぜ人々が熱中したのか?」の答えはこれ。空気があったから。ついていかないと置いていかれる。仕事もパートナーも何も残らない。ついていくしかない。そういう空気。
「24時間戦えますか?」と言いながら、年間400時間の時間外労働をして、その後、ディスコに繰り出す。終電後、タクシーを捕まえるために1万円札を掲げる。捕まえられなければカプセルホテルで朝を迎え出勤する。
今から考えれば完全に狂ってました。そういうことを冷静に指摘していたのは村上春樹さんくらいだったんじゃないかな。
小説の中で皮肉ってます。そのタイトルが「ダンス・ダンス・ダンス」ってのも皮肉。
でも普通の人は欲望に飲み込まれ誰もが狂っていた。
これを見ると、戦前日本人の軍国主義をバカにできません。きっと日本人はまた同じように狂ってしまうに違いないですよね。
映像がすごい
映像がリアルです。NHKサイトの自転車の電球の話だけじゃなく、細部までリアル。あの時代の空気感も出ています。どうやって撮ってるんだろってシーンがたくさん出てきます。映像の力の凄さを感じます。
なので、これを見て、いろんなことを思い出すのだと思います。
山田孝之さん
山田孝之さん、すばらしいですね。こういうドキュメンタリーって鼻につく感じになりがちですが、普通のドラマのように見ることができます。そしてその空気感を感じられる。
ぜひおすすめです。
1,2のほうがもっと面白いですけど。