今、行ってみたい国はサウジ
変化が大好きです。
今、世界でもっとも変化がある国といえばサウジでしょう。
再放送あります。これは必見
BS世界のドキュメンタリー「民主化なき近代化 サウジアラビア 核心への旅」 (NHK BS)1月5日(金)午前1:30〜午前2:20(50分)
この建物、何だと思います?
モスクなんです。
びっくり。
サウジと言えば
サルマン皇太子がビジョン2030を掲げ、サウジアラムコのIPOをした。
ってことまでは、投資家であれば知っている。
3年前だけど、GAFAと同じ規模だった。
こんな事件があったことも
という前置きで、今回のドキュメンタリー。
厳しい監視下での取材。それでもいろいろ垣間見える。
今、最も変化が大きい国。たぶん10年後に再訪すると全然、違うんじゃないかな。
1,アメリカ文化の取り入れがすさまじい。
音楽、ダンス、映画。検閲があって、みんなヒヤヒヤしながらだけど、楽しんでいる。当局への批判がないなら、基本的に許容している感じ。厳密なイスラム教とは言い難い。イラク、ガザ、アフガニスタンとは別世界。
首都リヤドは砂漠の小さな町が変貌して大都市になった。そして次は原住民を追い出してネオムという観光目的の最新都市を作っている。
これ似てるぞ。
ロスも砂漠からできた大都市。ラスベガスは観光都市として作られた。やはりアメリカに学んでいる。
サルマン皇太子、ビジョン2030は石油からインバウンドへの移行なんだろうな。
2,ラクダ・ビューティ・コンテスト
アメリカへの擦り寄りが海外向けだったのに対し、これは国内向け。
伝統的な遊牧民たちは、部族の威信をかけて、莫大な金額をかけラクダを買付け、育てて、場合によっては美容形成!という不正までして、ラクダ・ビューティ・コンテストの優勝を争う。優勝した部族は、一晩中、勝利を祝って騒ぎ続ける。
これ日本のお祭りに似ている。先日、聴いたこれ。
日本は若者が余っていた時代に各地で祭りが行われていた。食い扶持。
サウジも同じ。石油で誰も働かなくてもいい。でも若者を暇にさせておくと、政府批判とかを始めてしまう。だから祭りが必要。祭りで発散してもらったら、政府批判もなくなる。
なるほど。
私が祭り嫌いなのも、これかも。
いろいろ考えさせられました。おすすめ。