ライター志望の方向けの本ですが、意外なことに、その他の人々にこそ、役に立つ本です。
書く仕事というのは、「書く」は2割だけで「書く」以外が8割。
これを指摘している本は少ない。
そもそもほとんどの書籍はその「書く」以外について解説していない。
この本は、「書く」以外について、も説明してあります。
聴く本でもあり、人間関係ハック本。
もちろん「書く」についてもあります。
この点もまとまっていて嬉しいところ
1,間違ってないこと
2,わかりやすいこと
一文を短くする
前後の因果関係をはっきりさせて書く
3,面白いこと これは一旦忘れろとしています。
そしてこの本の最大のポイント
インタビューのコツ
ここを読むだけでも元が取れます。
通常会話のコツでもあり、営業トーク、他、何にでも通じる。
1,相手の主語が変わる瞬間(例えば私→俺)は ここ掘れキャンの瞬間
逆に、仲良くなりたい相手に、テクニック的に、自分の主語を変えることで「人たらし」になれる。
2,盛り上がらない場合は、自分の(または誰かの)悩み相談
3,ノリノリで話している相手を止めるワザ そーっと手を挙げる
4,長い沈黙は逆にチャンス じっくり待つ
5,犯人しか知らない情報を聞き出す 当事者でしか語れない言葉
営業トークで、言葉遣いを突然、馴れ馴れしくしたり、方言を入れたりして変化させるのは、無意識にやっているな。
面白いほどうまくハマる時があります。