ベストセラーになってます。
冒頭の引用
わたしたちに2つの耳と1つの舌が授けられたのは、しゃべるより2倍話を聞くためである。
— エピクテトスBOT (@bot_epic) 2013年5月31日
ってすごくいいですよね。
これだけでも最後まで読もうと思いました。
「生きた実感を1番味わわせてくれるのは不確実性です。」
っていうのは深いですね。
私達は毎日同じように過ごそうとしています。
通勤経路、仕事などなど。
でも突発的な出来事が、人生にアクセントや潤いを与えてます。
事故の場面を見て、ブログ記事を書くんです。
だから人は、コンテンツを消費するんですね。
「CIAの首席補佐官は、聞くのが上手。聞くのが仕事。信頼関係を作りラポールを形成して聞き出す。それが最も信用の高い話を聞けるコツ。」
これは驚きました。ドラマ「24」ではジャックは拷問して情報を聞き出してました。ラポール形成なんてまどろっこしいことしない。
でも無理やり聞き出した情報が本当かどうかはわからない。
ラポール形成後に聞き出した情報は信頼性がある。
「この人はなぜこの話を私に聞かせているのだろうと常に自問しながら聞いてみてください」
反論を考え始めると、その人の話に集中できなくなる。そして話の終わりに一気にまくし立ててしまう。聞いてない。聞かれない。問題が問題を深くする。戦争が世の中から無くならない理由。
それよりちょっと自分を引いて、こう考えることで、より聞くことに集中でき、お互いの信頼感が増す。問題解決につながる。
戦争反対派の人は、このことがわかってるのかな。
人の話を聞いてるのかな。
人の話を聞く岸田さんは、どうして人気がでないのだろ?
先日から何度もブログで書いている本
この本の著者の他の本も読んでみよ
と思って、これを始めたのですが、
これにも、同じことが書いてありました。
聞くには、準備が必要。そして共感しないといけない。
この本のほうが安いし、翻訳じゃないので読みやすいかも。
コミュ障の子供に勧めてみよ。
でもこういうの普遍的なものなんだな。
じゃ、なんで誰も聞こうとしないの?
私とパートナーの会話の割合は、私1:パートナー9
なんだけど、常に
「あなたは私の話を聞いてない。アドバイスはいらない。ただ聞いてよ。」
と、ほぼ毎日言われます。
理不尽だな。
聞くということだけでも、考えが深まりました。