長年、営業の仕事をしていると、一つだけ人に誇れる能力が身につきました。
それが、相手の話を引き出す方法です。
よく言われているように、相手から話を引き出すと営業の仕事は半分うまくいったも同然です。
営業の多くの人は自分が話しすぎてしまい、相手の話を聞かない。
これが少しだけ人よりできるようになってきたのは、つい最近。
水道の蛇口をひねるように、話を引き出せます。
ちょっとしたコツと集中力が必要。
おかげで何十年も仕事を続けられ、そこそこの成績が上げることができ、私の首がかろうじてつながっています。
たぶん10人に1人の法則です。
ただ聞くのではなく、適切なタイミングで適切な質問を出さないといけない。
ぼんやりしてたり、生返事をしていたら、相手に気付かれます。
ので、集中して聞かないといけない。
数分なら集中してできるのですが、数時間となると集中力が続かなくなります。
ちょっと特殊な集中なので、すぐに疲れてしまう。
その後は仕事になりません。
一方で、そういう時に、こちらも楽しませてくれる話をしてくれる人がいます。
これもきっと10人に1人の法則です。
そしてこういう人は、いわゆる成功者です。
器が大きく、余裕があり、心から人生を楽しんでいる人。
ザ・エンターテイナーですね。
私はそこにはたどり着けてないな。
ちょっとした目標。
相手の話を引き出す方法のおかげで、人間関係が改善し、生きるのが楽になりました。
でも先日、この力を過信しすぎて、痛い目に会いました。
その話は明日。