幸せなことだけをして生きていきたい

日常で考えたことを、「14歳の私」に伝えたいコトを書いています。もっと失敗しろよ。

有名になってしまうと、もう二度と無名に戻れない

昨日、

成功物語は残るが失敗物語は残らない。

という話をしました。

yoshimor.hatenadiary.jp

 

スベトラーナ 自由を求めたスターリンの娘

www.nhk.jp

この番組で取り上げられたのは、スターリンの娘、スベトラーナ の人生についてです。成功はなかったが、含蓄のある人生を歩んでいました。

 

人生の前半は頂点にいました。裕福で自由で美貌。しかしどこに行ってもスターリンの娘であり、アイデンティティに苦しみ、付き合う男性も父親の反感を買う人を選んでいました。

後半生では父親の死後、冷たい世間の目に晒され、自由を求めて子供を捨て亡命。政治的に利用され、失望し、子供に会うためにソ連に戻るも、子供たちは愛想を尽かし、失望する結果となりました。幼少期から不自由したことがなかったため、金銭感覚が乏しく、貧困下で人知れず人生を終えました。

 

スターリンの家庭での様子を書いた本が売れるなど、才能や美貌はあったものの、彼女は成功とは縁遠い人生を送りました。もしスターリンの娘でなかったら、それなりに楽しい人生だったのかもしれませんが、アイデンティティがないために常に迷走していました。自分を証明するために子供を捨てたり、スターリン本を発行したりしましたが、うまくいませんでした。

 

このように、アイデンティティに苦しむ有名人は多いのかもしれません。例えば、アユや宇多田さん、神田さんなどが挙げられ、アーチストの自分を知らない相手を選んでいますが、結婚生活が長く続かないし、場合によっては悲劇が待っています。

 

有名になってしまうと、もう二度と無名に戻れない。

 

これらの事例を見ると、成功とは異なる複雑な側面が存在し、アイデンティティに関する苦悩が有名人に共通しているようです。

 

私には何の関係もないけれど。