世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン4 21世紀の地政学 ポップス編3 6月7日(金) NHK Eテレ
午前0:00〜午前0:30(30分)
かつて80年代は、音楽をするにも、聞くにもお金がかかる時代でした。洋楽レコードは高価で手が届かなかったため、少ない小遣いを握りしめて輸入盤を購入していました。そのほうが安かったからです。そうして手に入れたレコードを、擦り切れるくらい何度も繰り返し聴きました。音楽に対する飢えが強かった時代でした。
今でも輸入盤CDってあるんですね。知らなかった。
6/6(木)まで!輸入盤CD5点以上買うと40%オフ
良い音楽を聴くためには、高価なステレオセットが必要でした。数十万円もするステレオセットが普通だったのです。しかし、徐々に数万円のステレオセットでも良い音が聴けるようになり、ついにはウォークマンの登場で、わずか1万円程度でクリアな音楽を楽しむことができるようになりました。
そして、スーパースターたちは世界の貧困を救うために立ち上がりました。バンドエイドやUSA for Africaといったプロジェクトがその象徴です。あの時代、世の中はどんどん良くなっていくと思えたものでした。
さらに、現代ではサブスクリプションサービスの時代となり、インターネットを通じてどんな曲でも安価に、瞬時に手に入るようになりました。グローバリゼーションの恩恵と言えるでしょう。
現代が本当に素晴らしい時代かどうかは疑問の余地がありますが、それでも少しずつ良くなっていると感じます。音楽を楽しむ手段や環境が格段に進化し、誰もが容易に音楽にアクセスできる時代になったことは、確かな進歩の証です。