言語化能力について、一日に二度、気がついたので、メモ代わりに書いておきます。
まずこれ。
彼女の言語化能力はものすごく高いと思います。
例えば「君はロックを聴かない」という歌があるのですが、このタイトル「君はロックを聴かない」だけで、ほとんどわかります。
「君はロックを聴かない」ということは、俺はロックを聴く。好きだ。やっている。というところまでわかります。もしかしたら一本気で不器用なのかもしれません。
そしてロックを聴かない女性を好きになってしまった。その女性はロックを聴かないような人、育ちがいい人なのかもしれません。つまり自分とはなかなか接点のない人だと想像できます。つまりこれだけで切ないラブソングになっているんですね。
俳句よりも短い文で、ここまで表現する能力はすばらしいですね。
もちろん歌も上手いですし、メロディもいいです。どの曲を聴いても感情が揺さぶらせます。
古本屋さんでのインタビューでは、本のタイトルを見ながら、「直接的なのは苦手。間接的に表しているのが好き。」っていうことを言ってました。まさに「君はロックを聴かない」ですね。
こうやって毎日、文章を読んで書いているものとしては、ジェラシーすら感じる能力ですね。
も一つはこれです。
サウザーさんのVoicy。
いつも勉強になります。
サウザーさんによると、言語化能力のレベルが同程度でないと関係が長続きしないとのことでした。
これは私も少し心当たりがあります。
今までのパートナーの中でも、最も自分のことを理解してくれていると思った人は、私と同程度の読書家でした。でも、いわゆる性格がいい人ではありませんでした。かなり偏狭でメンヘラだったと思います。
性格がいいパートナーもいたのですが、必ずしも満足できるものではありませんでした。それだけではダメだったのかもしれません。