前日の記事からの続きです。
フリーターになったA君は、次は何をしようかなと考えていたところ、私のことを思い出したと言うのです。
そうです。あの
「お前は、いつも第三者だ。」
と私がA君に向かって言った言葉です。
私は何気ない気持ちで言った言葉です。
冷めているA君が気に入らないから、私はそう言ってただけだと思います。
そう言ったことすら、A君に言われるまで覚えていませんでした。
A君は、なぜか私のことを高く評価してくれていました。
私に人を見る目があると思っていたそうです。
だからあの言葉を覚えていたそうです。
そして次のように考えたんです。
自分は第3者なんだ。
↓
常に世の中を冷めた目で見ている。
↓
弁護士に向いてるかも
と。
猛勉強し、法科大学院入学、卒業、司法試験合格、研修を終え、晴れて弁護士事務所を開設ということになったそうです。
さすが潜在能力のあるやつは違いますね。40歳にして弁護士になるとは。。。
軽々しく何の気無しに、人にものを言うのは、やめようと、私は反省しました。
しかし、世の中は不思議なことに溢れています。
でも、この不思議な話はまだ続くのです。