欲望の資本主義
このシリーズ、毎回おもしろいので見てます。
今回はこれ。
欲望の資本主義 特別編 「生き残るための倫理」が問われる時
初回放送日: 2021年9月23日
やめられない、止まらない、欲望の資本主義。長期化するコロナの中、資本主義の明日は?定点観測する特別編第2弾。叫ばれる倫理、企業の目的とは?錯綜の中、光はどこに?
二極化を象徴するK字回復の先に見える世界は? 資金繰りが苦しい中小を尻目に巨大資本は業績を伸ばす。そんな中、企業に「倫理」性を求める声も高まっている。パーパス=目的経営の意味とは?そしてGAFAM、中国経済の行方は?「監視資本主義」でデジタル革命の罪を問うズボフ、「資本主義だけ残った」で世界秩序の行方を説くミラノヴィッチ他、個性的な世界の知性たちと、減速から回復へと舵を切る経済と社会の今を考える。
まずこの図
政治的資本主義は中国のこと。
西洋諸国はリベラル能力資本主義。
でもいろんな弊害があるから民衆資本主義に移行しようという提案。
番組の主張は
リベラル能力資本主義のもとで、GAFAを始めとする世界の大企業が、国や民主主義を超えて暴走している。
ってことでした。
これ本当かな?
アメリカの公聴会でこういったCEOたちが絞り上げられているの何度も見たような気がする。
アリババCEOはもう出てこない。
国は超えられないような気がする。
暴走を止める方法は、倫理に頼るのではなく、銀行だと番組は主張。
例えばSDGsに対する考え方。
資本家の多くはそれが正しいかどうかには興味がなく。そうしたほうが長期的に利益が上がるからSDGsを支持し投資しているだけ。
それが民衆資本主義ってこと。
あと気になったのは、
銀行には2つのタイプがある
日独型。Screening + Monitoring
英米型。Screeningのみ
だから日本の銀行は中小企業を足で一軒一軒訪ねて歩いている。
これは嘘だ。銀行は小さな案件に対して細かな対応はしてない。
それでないと中小企業がこんなに潰れたりしない。