これを見て考え込んでしまった。
最初に取り上げられたのは、子供を有名中学校に入れるために、マイカー、マイホームを売って有名進学塾に通わせた父親。後悔はないとのこと。
そして次が、高齢出産だったので子育てに失敗できない。すべての教育を幼い子供に突っ込んでいる母親。
なんだろ、この違和感。
これってこの時にも感じた。
そもそも人生に正解はないし、実際に有名中学に通っている子どもたちが、幸せな人生を送れてる?
チャンスがなくて、進学しか成功の道がなかったら、そうするしかないと思うけど。
中国や韓国はその傾向があるよね。
こんなに恵まれた現代の日本で、チャンスなんか、いくらでもある。ZOZOの前澤さんって中卒だったよね。日本人のほとんどは前澤さんに勝てない。というか、今、活躍しているほとんどの人が有名中学に行ってないと思うのだけど。
歴史的に言うと
田中角栄も低学歴だったよな。つまり田中角栄1930年からバブル崩壊1990年ごろまでが、世にも珍しい学歴偏重社会があったということではないのかな。
逆説的だけど、あれだけ勉強を頑張っている子どもたちがいるのに、日本は世界中で地位を低下させ続けているのかな?どうして日本の人材は世界に通用しないんだろう?そういうシステムが通用しない時代になってる。
終身雇用、多子化社会を背景に資本主義が利益追求のみでうまくいってたけど。
終身雇用が潰れ、少子化社会となり、資本主義が利益追求のみでうまくいかなくなった。
という構図と全く同じ。
後進国なら学習カリキュラムを同一にし、一斉に同じ勉強を強いるのは、先進国に追いつく最も簡単な方法。
先進国になった現在、同一教育は死語。多様性、グローバル社会ではもう通用しない。
なんでわかんないんだろ?
東アジア、儒教社会では、子供個人にすごく学習プレッシャーをかける。だから少子化が進み、ドロップアウトが社会問題化する。
それ以外のフィリピンなどでは、勉強以外の価値観がある。性格がいい、やさしい。祖父母の面倒をよく看るとかも、重要な価値観としてある。
そろそろ目を覚まさないとやばいよー。